JAPANTEX2016 展示&シンポジウム登壇
こんにちは、インテリアデザイナーのATSUKOです。
毎年、東京ビッグサイトで開催されているインテリア業界では日本最大級の展示会 “JAPANTEX” が、10/26-28の日程で開催されました。ファブリックや内装材のメーカー、レールやブラインドメーカーなどの企業が出展し、商品をPRする展示会です。
今年は、インテリアコーディネーター代表の1人として、会場内の展示ブースのディスプレイを担当させていただきました。 今回のコーディネーターディスプレイ展示は、JAPANTEX初の企画。
決められていたことはサイズと予算。 はじめに決めなければいけなかったことは、漢字数十文字の中から、自分がテーマにする文字を1字選ぶこと。それから、選ばれている3種類のトレンドカラーグループから、1グループ選ぶこと。ここまでは、簡単に選ぶことが出来たのですが、悩んだのはここから先でした。 『他のコーディネーターのみなさんは一体どのようなデザインを考えているのだろうか???』 しかし、皆さんのデザインは設営にならなければ分からないので、『自分がきれいだと思うディスプレイをすればいい!』 と切り替えてデザインしました。
決めた文字は 『彩』。コンセプトは、アウトドアリビングのような “大人の女性のインナーテラス”。ポップな彩ではなく、大人の女性をイメージした彩にまとめることにました。
展示ブースサイズは、w900d600h1600というこんなに狭いスペース。 (写真は、既に私の指示通りに床・壁・天井・モールディング工事が終了したところ)
ここに何をどのように表現するか?デザインをスケッチしたり、小物を見て歩いたり・・・ギリギリまで、調整しながら設営に挑むことになりました。
開催日の前日入りし、お昼に到着しましたが、食事もせずに設営作業に取り掛りました。
廻りのコーディネーターさんの作品も気になりましたが、まずは自分のデザインを仕上げることに専念!
まずは弊社でシュミレーションしていた通りに配置し、離れて眺めながら調整。 何度か調整を繰り返し、 予想していたより早く設営完了となりました。正直ホッとしました(^^)
他のコーディネーターの皆さんも色々なテーマでデザインされていて、とても素敵な通りに仕上がりました。
会期中には、大勢の方に足を止めていただき大変うれしかったです(^^)
また、JAPANTEX最終日には、 コーディネーターのシンポジウムにも登壇させていただきました。
それぞれの仕事に対する思いなどを順にお話ししました。私は正会員になっている英国インテリアデザイン協会(BIID)の被災地支援の活動や、イギリスのインテリアを学び、思うことなどをお話しさせていただきました。