テレビの目隠しは芸術品♪
こんにちは、インテリアデザイナーのATSUKOです。
カーテンや壁紙張り替え工事のお仕事をさせていただいたお客様より、テレビを隠すパネルのご依頼をいただきました。このパネルは“ノーティスボード”というもので、ファブリックにリボンを掛けて、カードや写真などを飾ることができるものです。都内のAVENUEのお客様宅でご覧になり『是非我が家にも!』というリクエストでお作りすることになりました。
素敵なインテリアに仕上げても、黒くて大きなテレビは存在感がとても大きいですよね。テレビはどんどん大きくなりますし(笑)、 撤去することもできないし・・・ そこで、テレビを使用しないときには存在を隠してしまうという作戦です! もちろんお部屋のインテリアとコーディネートを考え、素敵なファブリックで✨
海外でも、厚い織物や繊細な刺繍はかなり減っています。ウィリアム・モリスの刺繍で、 先日お客様にクッションをお作りしたファブリックも在庫がなくなり次第廃番と言われました。
今回お選びしたファブリックは、 シルクのベースにウィリアム・モリスの代表作の“フルーツ”が刺繍されています。眺めているだけで、 うっとりしてしまいます💗 刺繍のボリュームがあるので、リボンではなく細目のブレードを使用しました。
そして、特注でオーダーしたものは、パネルを支えるアイアンアート‼
大きなパネルの移動や支え、デザインなどを考え、アイアンアーティストさんにオーダーしました。モリスのデザインとの繋がりも考え、葉のモチーフをアシンメトリーに制作していただきました。あまり目立たず、使い易く、でも素敵な仕上がりです。
テレビを隠したいというマイナス的な理由でしたが、モリスの素晴らしいファブリックをAVENUEでノーティスボードに仕上げ、機能&装飾的にアイアンアートをポイントに。“芸術品”として仕上がりました!